徒然なるままにひかるぐらし

言葉さえいらないほど綺麗だね

薔薇と白鳥と平凡な私

※光さんへの感想が9割でほぼマーロウのことしか話しません。

 

※心に残っているシーンだけ切り取って記録していますのでストーリー伝わらないと思いますごめんなさい🙇‍♂️

 

薔薇と白鳥が、とにかく凄かった。

 

あまりに凄すぎてn億年ぶりにはてなブログ開いちゃうくらいには凄かった。

 

たかし君も家から学校まで毎分5kmでぶっ飛ばしちゃうくらい凄かった。

 

点Pも嬉々として湖の周りまわっちゃうくらい凄かった。

 

 

 

 

まず何がすごいって顔がすごい。

 

確かに私の推しである八乙女光くんは生まれた瞬間から中世ヨーロッパの絵画に出てくる天使みたいな顔してはいる。確かにそうなんやけど…!

 

舞台用の濃いめのメイク!

 

 

 

すごい……

 

 

うちの推しいつの間にか中世ヨーロッパから宝塚に電撃移籍やんけ……

 

 

 

 

そしてこの舞台のために光さんが伸ばし続けてきた髪の毛。適当に伸ばされた長髪、ゆるいウェーブ、まさにマーロウそのものだった。

 

 

開演直後から更年期顔負けのMAXテンションでキレ続けるマーロウ。

 

その途中で鬱陶しそうに前髪をかき上げるその仕草が、誰かに掴みかかるたびに揺れる毛先が、マーロウそのものだった。八乙女光はそこに存在してなかった。ちょっと待ってよ!かっこよすぎません!?シンプルな造形美!!

 

 

荒くれ者で飲みに行けば必ず喧嘩する。

牢屋にぶち込まれることも気にしない。

立場が上の人間にも平気で歯向かう。

好奇心旺盛で面白そうと思ったことは危険であろうがやってみる。

その結果付け回されて命を狙われてる。

なのに安心安全を求めず刺激を欲する。

借金まみれで危険な筋とのつながりもある。

家賃を払うことも出来ず娼婦の家に転がり込んでいるくせに男好き。

 

こんなに難しいキャラクターなのになんの違和感もなく事前情報と一致する完璧なビジュアルで颯爽と(実際はハシゴよじ登ってるから全然颯爽じゃなかったけど私にとってはめちゃめちゃ颯爽と)登場するあの男すごすぎ!!!

 

 

 

マジでマーロウになりきってやがる…

 

というかマーロウそのものなんだ…

 

マーロウに会ったことないけどわかる……

 

完全に憑依されている……

 

 

舞台が始まって先に登場したのはシェイクスピアではなくマーロウだったので、マーロウが舞台上に現れた瞬間、客席から数人分の黄色い悲鳴が聞こえた。

 

 

 

でもマーロウが発する最初のセリフ

 

「そのつもりだったのにクソッ!」(←うろ覚え)

 

で全員が察したはず。そこにいるのは八乙女光じゃない。登場早々、何者かに追われ、大声で喚き散らし、娼婦の家中あちこちひっくり返して金を探す。このひとヤバい!!!

私の中には、中途半端に"アイドル 八乙女光"に会いに行く気持ちが残ってたから、マジで怖かった。私の知ってるひかるさんじゃない!!貴方は誰!?………マーロウ!!!

 

 

いつもの光さんなら日常会話ですらままならないのに、マーロウになった途端マシンガンのごとく罵詈雑言を吐き捨て相手を圧倒していくのずるすぎ。そりゃ好きになるわ。恋の不可抗力ビンビンに働いちゃってんじゃん。

 

 

 

 

 

 

⚠️ここからは今まで以上に演劇の内容をかなり含むので本当にネタバレ気にしない人だけ進んでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

第1幕中盤かな?

マーロウとシェイクスピアがゴロツキ2人組に襲われるシーン。

 

 

 

 

 

 

コレ、超すごいやつや

 

 

 

 

 

きっとあそこが薔薇と白鳥にとっての箸休めというか「悲劇」のなかの「喜劇」だったような気がする。

 

まずゴロツキ御二方の芝居がめちゃめちゃお上手なのは最初に書いておきたい。他のシーンではマーロウがいるだけで重たい空気が流れるのに、この2人が出てくるとちょっとワクワクする。絶対今から面白いこと起こるぞ!てわかる。でも襲われる側の主演2人組もうまかった!!!

 

ぽんこつなゴロツキ2人組に果敢に立ち向かうシェイクスピアと、前のシーンまでの修羅場ではイライラして焦っていたのにこのシーンではなんとなく楽しそうでワクワクしたようなマーロウ。

 

シェイクスピア「マーロウさんは修羅場を乗り越えてきたから面白い話がかけるんですよね!?僕にも修羅場を分けてください!!!」

マーロウ「誰に聞いたんだそんな話!!」

 

シェイクスピア「ついてこれるもんならついてこーい!」

マーロウ「むやみに煽るな!」

シェイクスピア「修羅場が欲しいんですよ修羅場が!」

マーロウ「もう充分修羅場だろ!?」

 

全部うろ覚えですがシェイクスピアとマーロウの間でこんな掛け合いがあったはず。二人の会話のテンポがいい。気持ちよく笑える。ゴロツキ2人組のポンコツ具合も超かわいい。私にはわかる、このシーンに出てくる人全員超良い奴。末永く幸せになって欲しい。

 

そしてマーロウとシェイクスピア2人のアクションがすべて無駄なくシンクロしているから視覚的にも本当に面白い。これがジャニーズか…という華麗な身のこなしでゴロツキをかわす2人がとんでもなく美しい。そして脚が超長い。いちいち脚が長くて入ってくる情報の8割は脚の長さだった。脚の生え際(脚の生え際)高杉晋作やで。

 

 

 

第1幕の最後シェイクスピアカトリックであることが発覚するシーン。

 

マントをかぶった女に連れられてどこかへ駆けていくシェイクスピア。怪しげな集団と共に階段を登りロウソクを差し出し跪くシェイクスピアカトリックであることをひたすら隠さなければ生きていけないスリリングでどうしようもない運命に翻弄されるシェイクスピアの姿をわかりやすく見せつけてくる髙木雄也……………超かっこいいなにこれ。

 

このシーンでシェイクスピアのセリフは一言もないのにその姿から苦悩や重圧、信仰など色々な重たい気持ちが伝わる立ち振る舞い。髙木雄也ヤバい!!もっと舞台をすべきであるよ本当にキミは……

 

 

 

第2幕は第1幕から3年後の世界を描いていて、マーロウは一気に落ちぶれシェイクスピアが一世を風靡していた時代。

 

 

娼婦のジョーンは俳優でありマーロウにとっては友人のネッド(エドワードアレン)と結婚してしまい、住む家を失ったマーロウはその日暮らしを繰り返していた。

 

 

堕落した生活の中で3年ぶりに書き上げた台本を劇場に持ってくるマーロウ。しかし、その芝居は金にならないから、と台本の買い取りを断られる。そこにたまたまシェイクスピアが現れみるみるうちに劇場の仲間が集まり楽しそうに歓談し始める。同じ空間にいるのに誰にも気づかれず隅で腕を組みただ突っ立っているだけのマーロウ。

 

成功と堕落の対比がわかりやすく描かれていた。(あまりにもマーロウのひとりぼっち感がかわいそうでステージ上に駆け上がりそうになった八乙女担絶対私だけじゃないよね?!)

あのシーンがあと30秒長かったら駆け出して抱きしめてしまいそうなくらいマーロウかわいそうだった。スギルセツナ……

 

 

この次のシーンから一気に話が進んでいくんですけど、私の言葉ではどうにも伝えられる自信が無い。あんな素晴らしい舞台を言葉にすること自体愚問。なので完全主観の日記のような記録になりますがよければご覧ください。

 

 

 

 

 

謎に満ちたシェイクスピアを調査するうちにシェイクスピアカトリックの集団と共謀してローズ座を爆破しようと計画していることが発覚し、マーロウとジョーンが波乱の渦に飲み込まれていくシーン。

 

 

あのシーンのナレーター的役割を担っていたのがゴロツキポンコツ2人組だったから比較的軽やかに話が進んでいったけど、かなりヤバいよね!?

 

 

だって2000人入るローズ座を満員の状態で爆破しようってんだぜ!?

 

 

 

シェイクスピア!!そんなことしちゃダメだ!!!!

 

 

 

でもシェイクスピアはその計画の片棒を担ぐことに頷いてしまう。計画を幇助すれば自分だって実刑を食らうのに。なぜそんなことを…?

 

 

 

そこがめちゃくちゃ面白いとこなんですよ!!!!

 

私には言えませんけどもうほんと!!!

 

もう!!!!愛が!!!!!!!!

 

 

 

序盤から張り巡らされていた伏線がババババっと回収されていく爽快感すごい。是非劇場でご覧下さい。

 

 

 

これは余談ですが個人的に1番心に残ったシーンについて残しておきたい。ので、つらつらと書きます。

 

 

 

マーロウが、自分がかいた台本「エドワード二世」と同じ方法で殺されるシーン。このシーンではフライザーがマーロウの執事役(?)となって出てくるんですが、本当に凄かった。震え上がった。もうこれ以上見たくないと目をおおった。このシーンが終わった時、嫌な汗をかいていた。

 

 

 

 

"ダメな王様ワースト1位に君臨するエドワード2世は熱した鉄の棒をおしりの穴に突っ込まれて死ぬ。"

 

 

自室のベッドの上でエドワード二世の台本を読みながらもがき苦しむマーロウ。

執事役のセリフを言いながら部屋に入ってくるフライザー。

 

 

フライザー「もうお休みになられてはいかがですか…横になっておやすみください。」

マーロウ「あぁ、お前か。眠れない、悲しみで眠れないんだよ!!眠ってしまえばもう永遠に目覚められないと耳の奥から音がする!!……お前はなぜこの部屋へ来た」

フライザー「お邪魔でしたら出ましょうか」

マーロウ「まあいい。…私を殺すために来たのなら、どうせまたすぐに戻ってくるんだろ…………。」

 

会話しながら意識を手放すマーロウ。

 

フライザー「……眠ったか…?」

 

マーロウに襲いかかるフライザー。

間一髪のところで目覚めるマーロウ。

 

マーロウ「ッハ!待て!殺さないでくれ!!!!やめてくれ!!殺さないでくれ!!眠れない!!恐怖で眠れない!!」

フライザー「どうされました陛下?!」

マーロウ「今すぐにでも眠ってしまいそうなのに恐怖で眠れない!!眠ってしまえばもう二度と目覚めることはないと聞こえるんだ!!!!………お前はなぜここにいるんだ?」

フライザー「……あんたの命を奪うためだ!殺っちまえ!!」

マーロウ「助けてくれ!!やめてくれ!!やるなら早く…すぐに終わらせてくれ!!頼む!!やめてくれ!!」

フライザー「強くやりすぎるな?体には傷をつけないように…!!!!」

 

 

マーロウを取り押さえ熱して真っ赤になった鉄の棒を見せつけてそのまま……。

 

 

怯えきったマーロウの瞳に客席が吸い込まれる直前、舞台が暗転してマーロウの断末魔だけがグローブ座に残る。

 

 

 

あまりにも壮絶すぎるシーンに、ただ座ってみていただけなのに息切れが止まらなかった。次のシーンでマーロウが現れた時どれだけ安心したか……

 

 

怯えきって色が失せた瞳、恐怖に気が狂った振る舞い、真っ暗闇のなかを突き抜けるマーロウの悲鳴をきっと私は忘れられないと思ったし、忘れたくないと思ってる。こんな演技ができる人を好きになれたこと、本当に幸せで感激でした。

 

 

 

ここから先はおそらく初日公演ならではの話。

 

 

カーテンコールが鳴り止まぬ中、万遍の笑みで手を振る雄也さん。穏やかな笑顔で客席を見渡してお辞儀する光さん。このふたりは本当に対照的で、カーテンコールなのにまだ物語の中にいるのかと思ったし…

 

2度目のカーテンコールでも、2人仲良く駆け出してきて客席に手を振るふたり。上段にたくさん目を向けて泣きそうな顔でブンブン手を振る雄也さん。前列の人と一人一人目を合わせて手を振っていく光さん。本当に本当に安堵感で溢れていて素敵な空間だったな〜…

 

去り際にB作さんとなにか話しながら帰っていった光さん。小さく小突かれてからちょっと照れてたから「キャーって言われて!モテモテじゃねえか!!」みたいなこと言われてたのかな?

 

3度目のカーテンコール。2人だけが登場。

劇中使われた階段のてっぺんまで2人で上り、手を振るふたり。光さんに先上がるようにエスコートする雄也さん。雄也さんの肩を2度ポンポンと叩き肩を組みに行く光さん。尊みがスゴすぎ!!尊み秀吉!!!

 

 

3度目から少し間があっての4度目のカーテンコール。

ふたりとも本当に嬉しそうな顔で駆け出してきて、あぁ、もう、一生ここでこの舞台にカーテンコールしたい…と思った。私の両腕、ここで使い物にならなくなるなら本望!!

 

 

うるうるな瞳に真っ赤なお鼻で挨拶し始める雄也さん。「泣いちゃいそー!!やべー!!」て言ってたけど、もう8割泣いてたよ(笑)

雄也さんが本当に本当に大きな覚悟を持ってこの舞台に立ち向かってることが挨拶からひしひしと伝わってきてこっちも泣いちゃったよ好きだバカヤロー!

 

 

雄也さんの挨拶が終わるとすっかり先輩の顔になった光さんの挨拶(愛おしい)。


「最初は3回の予定だったんですけど、みなさんがすごっ…素晴らしかったので!特別に4回出てきちゃいました(笑) 初日だからね!素敵なスタッフとキャストの皆さんに囲まれて僕達は稽古することが出来ました。そして今日薔薇と白鳥が完成しました。このまま薔薇と白鳥、千秋楽まで怪我のないように頑張って…頑張っていきたいと思います。

 

客席\笑笑笑笑/


雄也「頑張る気持ちが強すぎてね!笑」


はい…(←恥ずかしそう)頑張って行きますので、この薔薇と白鳥、どうぞよろしくお願いします!」

 

最後の最後にひかる節炸裂させてきた〜😂💛

雄也さんがフォロー入れてくれてるあいだも恥ずかしそうというか気まずそうというか困った顔して客席見ててもうほんと………

 

 

 

八乙女光くん最高!!

 

 

 

 

 

うわっ、もう5000文字超えてる……

 

ということで、どうかこの素晴らしい作品を映像に残してくれることを祈って、締めます!

 

 

(ο^w^)さばいびー!